対策&快復レポート
化学物質過敏症
化学物質過敏症と主な原因
化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)は、これまで「非常に微量 の薬物や化学物質 ( 主に揮発性有機化合物 ) の曝露によって健康被害が引き起こされるとする疾病概念(wikipedia)」ではあるものの、経済優先、利益優先の科学的、医学的研究によって懐疑的、否定的な扱いを未だにされている。
しかしながら、非常に微量であっても反応し、体調悪化症状を引き起こす薬物や化学物質が不特定ではなく、ヒトに対する発ガン性が認められる「発ガン性リスク」として警告されている化学物質や混合物、公害による曝露が主原因であることから、私たちは発症者団体として「発ガン性物質 過敏症」であることを訴えてきた。
これまで、あらかい健康キャンプ村においての約150名の転地療養者との共同生活を通して、観察してきた過敏症の原因を以下のように分類想定したので、ご自身の被曝歴を思い浮かべながら、今後の参考にしていただきたい。 (啓発冊子「化学物質過敏症最新傾向と対策2016」より抜粋)
文責:池谷純仁
CS 分類1 シックハウス / 新建材原因
CS 分類2 殺虫剤 / 農薬原因
CS 分類3 急性中毒 / 揮発物質原因
CS 分類4 薬害 / 医療(治療・手術)原因
CS 分類5 ストレス・鬱 / 重度薬害原因
CS 分類6 先天性五感過敏 / 未熟児・自閉症スペクトラム原因
CS 分類7 放射線 / 内部被曝原因
CS 分類8 その他(胎児時~発症時までに多量摂取した物質)原因
CS 症状としてのアトピー・アレルギー原因