対策&快復レポート
放射線被曝症
放射線被曝症の諸症状
広島、長崎への原子爆弾攻撃による放射線被曝から70年が過ぎ、それ以降も、核保有国による原爆、水爆の実験、スリーマイル島やチェルノブイリでの原発事故、そして、2011年3月の福島原発事故によって、放射性物質の高い発ガン性リスクは、世界的にも周知されてきた。
しかしながら、被災から5年が経つに至っても、脱原子力の方向には向かわず、民意とはかけ離れた経済優先の政財界、科学界、医学界、 マスメディア等は、すでに過去のものとして表面化させることなく、被災地域においても、児童や生活者への影響が無いものとして地域再生を加速させているが、体調を著しく崩す人々が年々増加する一方である。
放射線被曝の諸症状の多くは、同様に発ガン性リスクの高い人工電磁波曝露(低周波磁場、無線周波電磁界)に類似している。
しかしながら、放射性物質からの「外部被曝」のみならず、大気や水、食糧などに付着し、それらを吸飲してしまい、体内に蓄積され、長期間の低線量曝露が続く「内部被曝」が、発ガン性リスクを一般生活者に対して高める傾向がある。(啓発冊子「放射線被曝症最新傾向と対策2016」より抜粋)
文責:池谷純仁