対策&快復レポート
転地療養
好転反応を覚悟する
(あらかい健康キャンプ村での転地療養データより)
解毒のサイクルは3~5日間周期で、排出される物質や部位を変えながら、好転反応が起こり、体調を悪化させたかのように、過敏性が上がりますが、有害物質を排出すると症状が落ち着き、それ以前より体調快復した自分に気づくようです。
キャンプ村では、朝10時に朝食、夕方4時半に夕食をいただく、 1日2食の節食が基本なので、消化作業を終えた空腹時に血液達が身体の掃除をしてくれるから大事なサインであることを伝えても、 空腹を怖がったり、3食じゃないと我慢できない人が、療養開始の翌朝帰宅してしまうケースもありました。
食べ過ぎ、飲み過ぎは、その量だけでなく、食べ方(噛まない、早食い)、質(栄養欠乏)、回数(空腹知らずの食間)が問題で、掃除する暇の無い状態を自ら引き起こしていることを自戒しなければ 体調快復は不可能になります。
意識が整い、体温が上がりはじめ、解毒が進み出すと、厄介になるのは、頻繁に排出しなければならないために、トイレが近くなることです。
特に解毒モード時の深夜トイレは、寝る間も無いほど、 一晩に3回も4回もトイレに行くケースや、大人でもおねしょをしてしまうケース、血尿、血便、膀胱の痛み、痔、一瞬たりとも有害な物質を膀胱に溜めずに排出したい正しい生体反応だと思います。
頻尿とほぼ同時に、睡眠障害や睡眠不足を相談されます。
キャンプ村には、携帯やスマートフォンなどの持込は禁止されており、テレビ、ラジオ、パソコンなどが無いので、夕食、入浴後、暇つぶしをすることができず、身体も冷えることから、午後8時か9時ぐらいには、誰もが消灯して布団に入る、早寝早起きの習慣になります。
キャンプ村にいる間は、身体が解毒モードに入って、有害物質に対して過敏度を高めた状態になり続けています。
なぜなら、極めて汚染物質が少ない、安全な空間であることを身体が数日かけて確信すると、交感神経を緩和させたリラックス状態となり、同時に体温が上がり、神経や筋肉、脂肪などが緩み始めます。
解毒に必要なミネラルやビタミン類、繊維質など栄養素が定時に供給され続け、分解・排出を促進することで、血中に有害物質が常に引き出されては、身体全体からもの凄い勢いで排出されている状態だからです。
蓄積されていた物質は、その本人が強い反応をし続け、苦手である物質であり、それと同類の物質を呼吸や皮膚(汗) から排出している他の療養者と遭遇するケースもあります。
意識を向けたものに対して、過敏性は確実に高まります。
さらに、 その過敏度は、体温、免疫力、体力などによって異なることに、ある時気づくのです。
例えば、ある物のニオイが、朝方は全く気にならず、空腹となる食前や、疲れが出る夕方には強く反応した等、同一条件の状態であっても、体調次第で大きく変化することにです。
また、過敏性が高まっている状態でも、自らの体調管理や、意識をそらすことによって、その過敏性が低下したり、マスキングされることに気づくと、好転反応時のみならず、普段の生活においても、 バイオリズムと反応や症状との関連性を知り、曝露しても好転、排出できる自信と安心感を高めることで、自ら体調悪化を引き起こすネガティブ意識を手放して、体調快復を加速していきます。
(「あらかい健康キャンプ村2016」より抜粋)