対策&快復レポート
ロハスコミュニティ
5次元へのシフトとユートピアコミュニティ(光の12日間のための心得)
魚座から水瓶座の時代(アクエリアス)に移行する期間に起こる光のイベントについて記された本「5次元へのシフト 新・光の12日間」(2008年/ゲリー・ボーネル著)から、理想郷となるユートピアコミュニティをみんなで創れるように、今から準備するための心得&注意事項です。
要点をピックアップしただけですので、興味ある方は、是非とも入手してお読み下さい。
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人類は分離と二元性から調和と合一へ移行します
人々の意識に、「分離ーセパレーション」から「合一ーユニティ」への変容が起きることについて、私が初めてセミナーでお話したのが1986年でした。このシフトは、私たちが間違った生き方をしたり、傲慢であったからもたらされる出来事(イベント)ではありません。この本をお読みになる前に、これは、我々の理解の足りなさや、無知に対する罰ではないことをどうぞ理解してください。
このイベントは、地球が形成されて以来、はっきりと予測できる周期で繰り返されてきました。2億600万年の間、人類は周期的に訪れるエネルギーのイベントの影響を受けてきたのです。
私はこの来るべきイベントを「光の12日間」と呼びました。それはこのエネルギーがもたらす強烈な影響は、拡大した人間の感覚にとって、広大な光のスペクトルとして体感されるからです。
集合意識が二元性の荒っぽさと「分離」から、「合一」のハーモニーへと変化するこのイベントについて、耳にしたことのある人は1980年代にはほとんどいませんでした。私の同僚の神秘家たちは、自分以外の誰かが、ユニティへのシフトをもたらす出来事の正確なタイミングを発表してくれないかと思っていました。当時、公に講演を行っていた彼らのほとんどは、特定の期間内に起きる集合的な意識の変容のイベントのことなど話したら、自分のキャリアが終わりになると思っていたのです。
キリスト教の聖書にさえ、「ライオンが子羊と共に休む、神の時代」に突入するシフトがいつ起きるのかは、誰も知ることはできないと記されています。
そして、時間やタイミングを予知することはいつでも問題を起こします。過去から未来へと流れる直線時間という概念は、純粋に私たちの知性の産物だからです。(略)
内的葛藤を手放せば意識的にユニティへシフトします
内的葛藤を手放そうとしない個人や集団は、大変な結果に苦しむことになるでしょう。ほとんどの人は、それと知らずに自身の内的葛藤ー良心や罪の意識などの善悪の観念のガイドにしたがって一生を送ります。ですから、善悪の区別を教えてくれる内なる導き手を見失ってしまうのではないかとの恐れから、自分という存在の深いところから変化することを難しいと思ってしまうのです。
内なる葛藤は分離から生まれます。ユニティのサイクルの影響下では、葛藤は存在することができません。個人として、そして集団として、この移行の波の中心ポイントを通過するとき、私たちは内的葛藤を解放し、現在の外部からのストレスに対処する創造的な方法を見つけていくのです。
過去25年間、内的葛藤の解放は増大しました。残念なことですが、個人や集団は、他者に対して、彼ら自身の内的葛藤を解放、あるいは投影しています。そうすることで、逆に新しい葛藤が生まれているのです。その葛藤もまたなんらかの形で解放される必要があります。
2009年と2010年、世界のコミュニティは、個人や集団による深遠な「内的葛藤の投影」の増加を見ることになるでしょう。ある集団は秩序を破壊し、混乱をもたらします。また別の集団は「犠牲」を体験しながら、集合的な葛藤を手放していきます。
各遺伝子のグループは、遺伝的に受け継いだ特質にしたがって反応します。ある個人や集団は、征服されることに罪の購いを感じ、別の個人や集団は、罰せられることで浄化を体験するでしょう。
すべての内的葛藤を、他者を巻き込むことなく解放することは、永続する価値を持ちます。このような方法は、あなたの個人的な解放プロセスを劇的に加速し、意識的なユニティへのシフトを約束します。それはあなたが属しているグループや、集合的に生まれた葛藤の解放を助けることになるでしょう。
光の12日間のあとの最初の25年間は、残ったあらゆる内的葛藤とその役割の終焉を見ることになります。分離のサイクルからユニティに移行したあと、まだ肉体を持っている人々は、広くてとらわれのない刷新した感覚を味わいます。再生です。ユニティのサイクルに入ってから新しい肉体に宿った存在たちは、時間のない感覚の中で、拡大した自己存在を感じるでしょう。すべての葛藤からまったく自由なのです。魂が肉体に入るときに自然に生じる葛藤さえも。
あなたが信じていることを、あなたは現実として体験します
人類が集合的に、シフトをどのように対処していくのかを予知には、アカシックレコードを読む必要はありません。人類は非常に頑固に、非常にゆっくりと変化していきます。ここ1500年間の最近の歴史を調べれば、最も気楽な観察者にさえ、与えられた変化への人間の対処方法に関して明確に理解できるでしょう。(略)
このイベントは多次元的にあるが故に、すべての「起き得る現実」とその平行現実をも含みます。集合意識だけはなく、太陽系に存在するすべての意識とエネルギーに影響を与えるのです。
ユニティへのシフトを完全に成し遂げるためには、魂が肉体に入っている必要はありません。それまでの転生の体験により、肉体がなくても移行の波と近づきつつあるユニティのサイクルのエネルギーを完全に体験することができます。
ただ、ユニティへのシフトをストップしようとするグループがいます。意識が悲しみや、悲劇や死を体験するとき、ある種のエネルギーが放出されます。このグループはそのエネルギーを気に入っているからです。内的葛藤の結果、このグループは思いがけない形で消えていきます。
ユニティへの移行のポイントにおいて、あなたが信じていることを、あなたは現実として体験します。他の人をコントロールできると信じている人々はコントロールされるでしょう。JOYと調和を輝かせている人は、至福を体験します。
この避けられないイベントを変えようとすることは、地球の回転を止めるようなものです。1人1人がどのような体験をするのかは、その人の反応(レスポンス)のレベルによって決定されます。
太陽系内のどこにいようとも、1万3000年ぶりにやってくるこのエネルギーイベントに対するあなた自身のレスポンスが「あなた」という存在の収支決算のバランスをとります。(略)
これからこの未来のイベントに関係する情報がすべて明らかにされていくのなら、ここが最重要になります。予言の特定の結果に利権がからむなら、未知なる情報に対して、どの窓から眺めるかを決定してしまうかもしれません。
計画(アジェンダ)Noない見者は、開いている可能性のあるすべての窓から外を眺め、既知のレスポンスのパターンを土台にして、より広いスペクトラムの結果を提供することができるでしょう。このようなタイプの予言は、すばらしい援助となり得ます。なぜなら、イベントの情報の絶対的な正確性に対していうよりは、イベントを体験するにあたり、個人や、グループとしての意図を「現実化する」方向性により興味を持ち、意識を向けているからです。
12日間の出来事、そしてあなたの反応は?
最も一般的な体験としては、「創造」における平行現実を認識できる範囲がどんどん広がっていくことでしょう。特に光のエネルギーが広範に感知できるようになります。私たちは、物理次元のレベルを超えて「見る」ことができるようになるのです。これは、物理的な身体とエーテル体が真にブレンドするために、DNAがシフトするためです。
私たちは、肉体の目と、スピリチュアルな視力センターである第三の目とその両方を使って見ることになります。第三の目は、松果体と関連しています。
五感すべての感覚は、肉体とエーテル体の融合が進むにつれて、ますます拡大していきます。超感覚的な知覚(ESP)のことなど、考えもしながった人たちにとって、世界の今までなじんできた輪郭線が崩れていくように見えるでしょう。
共通するもう1つの体験は、考えたことが、間をおかずに現実化していくことです。霊的な道を探求している人にとって、とてもエキサイティングな体験になり、大歓迎されるでしょう。ただ、瞑想や集中力を高めること、意思を発達させるトレーニングなどを積んでこなかった人々にとって、突然、周りが夢の世界へ突入してしまったような気持ちになるかもしれません。
彼らは、明晰夢にとらわれてしまったように見えます。覚めない夢の中に。
私たちのほとんどが、長い間エンジョイしてきた、百年一日のごとくに変わらない、頑固なパーソナリティのままでは、もういられないことを理解します。
まだ、一部は、古いパターンを再生しようとやっきになります。なつかしい、人生の生き方を。
私たちは遺伝子のレベルでシフトを起こすために、頑固な彼らもまたほかの人たちと同じように、シフトそのものから隠れるために、幻想に満ちたリアリティを現実化することが可能なのです。しばらくの間は、以前と同じ生き方をすることはできます。
このタイプの変化は、突然、しかも完全に起こります。ですから、ほとんどの人は、問題を感じるでしょう。ユニティは、あまりにも、今までの二元性と分離の世界からかけ離れているからです。
この変換期を完全にスムーズに乗り越えるために、私たち個人ができることは何もありません。あなたが過去に、いっさい霊的なものを否定して生きてこようが、自分の信仰に従って精一杯、敬虔な人生を送ってこようが、まったく関係ないのです。いずれにせよ、あなたはこの12日間の最初の数日で、意識とエネルギーが織りなす冒険が目の前でどんどん明らかにされていくのを目撃することになります。
あなたがどのような12日間を過ごすことになるのかは、どれだけあなた自身が内的葛藤と不安を手放そうとしているかにかかっています。このエネルギーのイベントに対して、特別な準備は何も必要ありません。最後にこの波を体験したときから、つまりアトランティスの時代以来、繰り返し重ねてきた転生の一つ一つが、すでに準備となっているのです。シフトの期間、完全に意識を保っておくために必要な能力は、すでにあなたには備わっています。
ただ、1つ大切なことは、人生を100パーセント体験することをいつも邪魔してきたものは、「判断すること」と「葛藤」だったということを理解することです。これは初めの3日間で、さらに明らかにされていきます。
(代表的な3つのシナリオ〜略〜※興味ある方は本書購入ください。)
12日間の初めの数日間に、個人がどのように反応するのかは、ひとえに本人が自分の葛藤をどれほど手放したいと思っているかにかかっています。古代の預言者たちは、この期間を「審判の時」と呼び、「そのときはすべての者がその『かたち』によって知られることだろう」と預言しました。このときこそ、1人1人すべての想念が現実化し、その人そのものが明らかにされるのです。
もし、あなたが初めの3日間、完全に意識を保っていることができたら、あなたは自己覚知、覚醒、そして光明(イルミネーション)を手に入れることができます。そして、生命の仕組みのすべてを知ることでしょう。何もあなたから隠されるものはありません。ほかの人が何を考えているのかさえも。
葛藤こそが、たった1つの障害です。これがユニティへのシフトの、唯一最も大切な側面です。内的葛藤にしがみついていると、それはストレスを生み、ストレスは病をもたらします。そして、病は死を連れて来ます。
ユニティへのシフトの期間、特に光の12日間の間は、あっという間に病気は重くなり、死を迎えます。もしあなたが具合が悪いなら、その病をつくり出している葛藤が何かが明らかになるように求め、即座に原因の葛藤を解放しなければなりません。忘れないでください。この「葛藤」とは、日常生活でどちらを選ぼうかといった日頃の悩み事を言っているのではありません。ここでいう「葛藤」とは、パワーゲームの勝利者のみに名誉を与えるこの世界で生き残っていくために、何年にもわたって自分の核となる信念をねじ曲げ、妥協してきた結果生まれ、抑圧されてきたものです。
あなたが内なる叡智、本質的な自己に反して生きていくとき、自分を取り巻く世界ー家族、友人や同僚、共同体の人たちに恨みを抱きます。こういった恨みは、初めは「いやだな」という単純な思いですが、それがどんどん積み重なっていくのです。
まず自分自身を許すことが最初のステップです。あなたが感じた気持ちは間違っていませんでした。それはあなた自身のフィーリングなのですから。たとえほかの人があなたの気持ちや、その気持ちの解釈に同意してくれなくてもです。あなたの気持ちをちゃんと理解できないからといって、相手を非難した自分を許しましょう。理解してくれなかった相手を許すことは、さほど重要ではありません。彼らがあなたのことをどう思っているかより、あなたが自分自身をどう感じているかのほうが、ずっと大事なのです。
第2のステップは、パワフルでありながら、力ずくにならないことです。パワフルな人とは、良い聞き手であり、相手に完了をもたらします。ほかの人の理解や、達成を助けるとき、私たちは満たされます。これこそ幸せへの鍵です。
「成功」は決めたゴールに到達したり、ある状態を獲得したりすることですが、幸せは人生の状況や条件がどうあろうと、心が満たされているということです。このような人こそ、真にパワフルな存在です。ゴールに関しては、無私であり、状況に喜びを感じます。
私たちがリーダーという立場にあるなら、自分が影響を与える人がよりパワフルになれるようにしなくてはなりません。
5次元へのシフトで、視覚と認識力が超拡大する
光の12日間にたった1つ変化するのが、物理的な現実を感覚的にとらえる私たちの知覚のみであることを知っておくのは重要です。私たちの五感は統合され、1つの感覚として働くようになります。これまでは、各感覚は個別に特化していました。
光の12日間の間に意識に起きるもう1つの事象は、魂意識が身体感覚意識より完全に優位に立つようになることです。より拡大した感覚に目覚めていくと同時に、人間という形体に宿った魂である自己に、真に気づいていきます。
この意識の変化は、叡智にもう1つの次元を加えます。叡智は証明を必要としません。私たちは、なぜかわからないけれど、すべてにおいて、だれが、何を、いつ、どのようにしたかが「わかる」ようになるのです。
これは深い混乱をもたらします。特に、極端に低い自尊心の持ち主にとっては、自分はOKだと感じるために、外側からの承認を必要とする人は、このような「叡智の状態」にもがくことになるでしょう。叡智に関する葛藤を手放し、自らを承認する許可を自分に与えるなら、制限ある信念や観念をすばやく解放することができます。(略)
1人の例外もなく地球上のすべての人々が、「12日間」がはじまったときには、何かとてつもないことが起きているということに気づくはずです。初めは属している文化によって、さまざまな体験が起こります。特に教義にがんじがらめになった宗教を信じている人たちの多くは、混乱することでしょう。
「外側からの承認」対「自己の内側からの承認」、「神」対「悪魔」、「膳」対「悪」が対立するユダヤ・キリスト教や、イスラム教的な宗教活動は、人々の内面や外面にも痛みをともなった葛藤を生み出してしまいます。
信者たちは、それぞれ尊敬する聖職者のところに駆けつけて、説明や指導を求めることでしょうが、満足な解説や説明ができる宗教的リーダーはほとんどいません。彼らの多くが、霊的にも大混乱をきたしているのです。それは自ら人々に教えてきたことの奥に隠されてきた「大いなる真実」に、本人が今までに1度もふれたことがなかったからなのです。
教育レベルと社会経済の状態は、ある程度12日間の体験に影響を与えます。主な理由は、貧しい人や教育を受けていない人々は、意識を探求するゆとりがない場合が多く、迷信や神話にとらわれているからです。しかし、ここで問われるのは、いかに自分が抱える「葛藤」を心から手放したいと思っているかどうかであり、人生のゲームにいかに勝つかの能力ではありません。貧しい人や教育を受けていない人のほとんどが、公民権を奪われ、生き残るために格闘しています。
「執着もせず嫌悪もしない。ただ中道をきわめよ」と、釈迦は、生きていく上でのヒントを与えてくれています。
説明は簡潔ですが、12日間の間、完全に目覚めている者にとっての非常に大切なデータを、これからお話ししていきたいと思います。
*第1日目
私たちは物質世界をかつてない形で体験します。太陽の光が物質の分子にあたり、その反射光が目に入ってくるのではなく、すべての物質の中心から発散するエネルギーそのものを完全に体験することになるのです。
また、時間が過ぎていくにつれ、光の強さがどんどん増していきます。そして、透視能力者だけでなく、すべての人々がオーラの感触やその質まで、体験できるようになるのです。1日目の終わりまで、意識をはっきりと保っていることを選んだ人々は、この世界は観察と情報でなりたっていることに初めて気づきます。サバイバルを主眼とした3次元、4次元のパターンから、創造性に満ちあふれた知性的な3次元、4次元、そして5次元へと意識がシフトしはじめると、すべてが多次元的な存在であることが認識されます。色は音と味と香りをともない、音は生き再と味と匂いを放ちます。また匂いは色と光を運んできます。
人間のからだは、7つの中心となるチャクラから、7色の光りが虹のように層をなして輝き出します。意識がある想念エネルギー帯に属する思考をもつと、虹の7色のオーラの上に、さらにその想念を支配する色彩が重なり、オーラの光がより輝きを増します。このからだを取り巻く色彩の輝くフィールドこそ、私たちの生命力の表現です。それは感情のエネルギーが、想念に注ぎ込まれることによって起こります。
自分のなかにそれほど深くない軽い葛藤やコントロールの問題を抱えている人々は、この光の12日間、その人を支配している色彩フィールドが激しく気まぐれに変化することでしょう。これまでのすべての転生における未完了の避けられない出来事(イベント)を振り返りながら、今生の内的葛藤や、未解決の過去世からの課題が抑圧してきた感情が、色彩の波や、動的なエネルギーとなって解放されていきます。
こういう人々は、はたから見ると生きようとして必死にもがいているように見えますが、ほとんどの場合、影響はエーテル体にのみとどまって、物理的な肉体はあまり害を受けません。
(略)非常に深い葛藤を抱えている人々は、おそらく3日目の夜までには命を落とすことになるでしょう。それは葛藤によって生み出されたストレスが、もうすでにダメージを受けている内臓器官を、さらに破壊するからです。
完全に意識を保っている人々は、「無意識の分裂症」の状態から、これらの人々を引き上げて、死が訪れるのを防ぐことができます。葛藤にもがいている人をどうしたら救えるのかは、学ばなくても自然にわかるようになります。「救済者」の愛にあふれる共感する気持ちが、葛藤のエネルギーを明晰さへと拡大するからです。
(動物、ペット、植物の変化や影響〜略)
あなたが思い描くように、1日目は色と香りとサウンドであふれたドリームランドのようですが、この世界の真実を何千年来、初めて目にするとき、コントロールできない感情の波があなたを不安定にします。ですから大切なことは、似たような考え方をする人たちと一緒にいることです。よくわかり合っている人たちと一緒にいると、自然と気持ちも高まります。それが、初めの2日間の重大な時間を乗り切る力を与えてくれるのです。
*第2日目と第3日目
色、音、そして香りは真昼ごろまでに最高潮に達します。そして、2日目の早い時間帯には、想念がすぐに形をとって現れようとしはじめます。想念エネルギーは、今までのようにぼんやりとしたエネルギーの波ではなく、物質の場で、すぐに現実化するものへとシフトするのです。初めは視野の端で光がきらめくように感じる現象として現れますが、3日目の終わりごろには、あなたの思い描くすべての思考・想念が現実化するようになります。
この時点が、魚座の時代の古い想念システムに留まっていたいと思っている人々にとって、分かれ道になります。魚座の時代には想念が現実化するまでに、時間がかかりました。古いシステムにいる人にとって、思ったことが物質となり、考えたとおりに現実化するなどとは、夢のまた夢なのです。また、彼らは学ぶということは、機械的に一字一句を覚えながら苦労しなければならないと信じ、実際にそうしてきました。でも「12日間」の体験が受け入れられず、無意識に陥ってしまう人にとってさえも、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら学ぶ従来の方法は、ただ「わかるー叡智Knowing」という新しい形と、最終的には交替します。「すべてを知る者は神以外にはあり得ない」つまり自分がすべてを知るわけがないのだと信じている人々が、無意識に陥るのです。
2日目の終わりまでに、今までの枠組みではとても対処できないほど、大量の情報に見舞われ、無意識になることを選択する人も次々に現れます。それはこのパラダイムシフトを、目覚めた状態では迎えられないということです。その結果、自分が5次元的な意識をもった存在になったことに気づかず、「光の12日間」が訪れ去ったあと、自分が5次元の存在として機能できることを理解できません。そして、新しいシステムのなかで、無理に古いやり方を続けようとするのです。(略)
3日目、完全に意識を保っている人は、今までの未解決の問題をすべて解消し、人類の「集合意識」から自由になります。そして次のレベルである「光明」と「解放」に向かうのです。初めの3日間にヴェールを脱いだ新しい力は、12日間が過ぎたあとも失われることはありません。もう2度と、集合意識のなかにとらわれたまま、無意識状態に陥ることはないのです。
想念がすぐに現実化することに耐えられず、無意識になった人は、そのまま自己を顧みる深い作業を続けることになります。自己吟味はコントロールの利かない状態で、夢から夢へと移っていく形で行われます。このプロセスは10日目から11日目まで続きますが、途中何度か、空気を求めてイルカが上がってくるかのように夢から目覚め、トイレに行くことでしょう。運のいいことに肉体は習慣の奴隷なので、あたかも夢遊病のごとくうまく行動してくれるのです。
すべてではないものの、深い葛藤を抱えている人々のほとんどが、このときまでに肉体を去ってしまうことでしょう。深い葛藤が生み出した分裂症のような想念が、すぐに自分の周りに現実化し、それがつくり出したエーテル体の亀裂や分裂は、もう肉体にとって手に負えなくなっているのです。
彼らが肉体を去ったあとは、「12日間」がもたらす「バランス」を体験することになります。いわゆる「地獄」という概念が当てはまるような場所、下位アストラル界で、自分の悔い改めるべき行為と向かい合わなくてはなりません。それは、つまり悪夢から悪夢へと移っていきながら、罰を受けることによって自らを浄化しようと努力し続けることを意味します。
*第4日目
この4日間、眠らず、食べ物も口にしなかった人々は4日目に、自分の世界に対する認識が顕著に変化したことに気づきます。この時点で、すべての葛藤が終わり、判断を下すことや人との比較など、すべてが意識から消え去ります。そして、過去と未来に向いていた意識の焦点は「今、この瞬間」へと集約します。それは「スピリチュアル(神秘)」を探求していくなかで、いつも手からこぼれ落ちてしまった、あの「永遠なる今」に、です。
完全に意識を保っているには、ただ疑いとそれに続く葛藤を手放すだけでいいのです。したがって、4日目まで目覚めている人のすべてが、「12日間」のはじまる前まで悟りをひらいたリーダーのように行動してきたわけではありません。彼らは何を信じていようとも、そのことに疑いさえもっていなければ、信念に従って、思ったことを現実化することができるのです。
宗教的な深い信念は、多くの人々を行動に駆り立てることでしょう。例えば、無意識に陥っている人たち、特に、罰を通して自分を浄化しようとする人々を救うことが、自分の使命だと感じている人たちがいます。これら「救世主」タイプの人々は、無意識の人たちを直接助けて、集合意識が一体化するのを早めようと試みます。これは少なくとも崇高な目的だと言えるでしょうが、結果は場合によってまちまちです。極端な例としては、この時点である人自身のプロセスを邪魔することになり、逆に何年も続く苦闘をもたらしてしまうこともあるのです。また、愛する人や家族を、無意識の状態から引き上げようとする人たちもたくさん現れるはずです。
さらに、これらと別のタイプの救世者もいて、自分のためにエゴイスティックな目的で人を目覚めさせようとするでしょう。それはほかの人の魂を、生と死の輪から解き放とうとする高次元の意識からではなく、無意識のグループの人々に働きかけ、ある種の信念体系へ取り込もうとする動きです。無意識状態を選んだ人の大多数が、「光の12日間」がすんだあと、人生のいろいろな悩みにすぐに応え、解決してくれるダイナミックな力をもったこういうタイプの救世者に、自ら進んでついていってしまいます。こうした無意識のグループは、意識を保ちながら自分についてくる信者を求める人たちの格好の餌食となります。そして、その人たちが払う代償とは、12日間の出来事のあとも同様で、魂の「自主独立」を売り渡してしまうことになるのです。
そのほかにも、自分たちが理想とする「共同体(コミュニティ)」をつくるために、人々を導かなければ、と考える人たちも出てきます。このような人たちは今まで、周りに溶け込めないと感じていた人に多く見受けられ、社会のなかで疎外感を抱いたり、消費が中心の世界の価値観についていけないと感じていた人々です。ここで言う共同体とは、19世紀の終わりに現れたユートピア・コミュニティ(理想共同体)の概念に近いものです。19世紀末には、ユートピアを目指す理想主義者たちが、権力闘争と貪欲で狂気に陥っている世界を解放しようとしていたのです。
同様に同じような考えをもった人々が共同体(コミュニティ)で、同じ目的を分かち合いながら生活するようになります。こういったコミュニティは、新しい世界ではすばらしい価値をもつことになります。
古い「魚座のパラダイム」から、新しい「水瓶座のリアリティ」へのシフトは、死と正義の上に建設されたこの世界に住む私たちに、多くの代価を求めます。けれども安心してください。地上に残ることを選択する人たちも、20世紀の前半の50年間に支払ったような「厳しい代価」を要求されることはないのです。
もう1つ、あるユニークなグループが現れ、人類は思いがけない展開を迎えることになります。この「仲間」は非常に長い間、地球に影響を与えてきたのですが、今までは決して、直接的に介入してくることはありませんでした。〜宇宙からのエイリアンのグループが、人類にその存在を告げるはずです。ついに、彼らは今まで隠れていた宇宙のクローゼットからやっと出てくるのです。そして、特定の宗教や思想をもたない人々のために、12日間のイベントを過ごすとき、どのように意識を保っていればよいのかを伝えようとします。
エイリアンたちはどの次元であれ、あらゆる「可能性のヴィジョン」を生み出す確固とした信念をもつことの大切さを理解しているのです。私たちがピタッと照準を定めることのできる「可能性」です。
エイリアンは何十億年もさかのぼる歴史について、また「創造主」について話をします。そして、この創造主は私たち意識をもった存在の1人1人の魂に刻みつけられているのです。西欧の宗教は彼らの「進化する神」の概念に驚き、尻込みすることでしょう。
また、圧倒的な証拠を示されるにもかかわらず、信仰熱心の人は「霊魂創造説」に固執にます。エイリアンは時間と空間に関する概念も解説しますが、現代物理学にしがみついている科学者たちは戸惑い困惑します。
信じようとしない、あるいは信じたくない人々にはいっさい、自分たちのパワーを押しつけようとしないエイリアンの態度に、世界のリーダーたちはフラストレーションを感じます。結局、エイリアンの真実性と意図をめぐって、世界は大きく分かれることになり、12日間のイベントのすぐあとに、エイリアンの提案を受け入れた人々は、宇宙線に乗り込み故郷のプレアデスへと向かうのです。
*第5日目
5日目になると、意識を保っている人々は思考や想念がエネルギーではなく、物質をして表現されることに慣れてきます。そして、現実の世界で、夢のなかのように行動を続けます。また、物質を今までと違った形、つまりオリジナルのエネルギーの渦である「ヴォルテックス」として体験しはじめます。物質はエーテル体が渦巻き状のパターンを生み、それが形を形成します。(略)
完全に意識を保っている人々は、普遍的な意識から行動します。そして、神秘家が常にそうであったように、顕現しているすべてのリアリティを、無限に体験することができるのです。それは「時」と「絶対的な形」のない空間です。
*第5日目と第6日目の間
意識とマインドは3次元、4次元から、5次元の意識の枠組みへとシフトします。このシフトでエーテル体とそれを包むプラズマのフィールドの波動周波数が変化します。そして、人間の物理的な肉体のDNAが連鎖反応を起こすのです。DNAは生命を維持するための情報を複製し、伝達します。「12日間」の間に人間のDNAに起こるシフトは、細胞核の46の染色体をすべて変異させます。この結果、窒素をもとにした糖質に加え、糖分とリン酸塩の分子を代謝するシステムの基盤が変化して、遺伝形質が伝達するのを防ぎます。DNAのシフトした肉体は、もう遺伝子の情報に反応することがなくなり、「チャクラ」と呼ばれる7つのエネルギーセンターを備えたエーテル体が、新しい器官になるのです。心臓、肺、胃以外の肉体の内臓器官は、現在の分泌腺のように、徐々に支配的ではなくなります。もう外部から食物のような栄養をとる必要はなく、また無意識状態になる睡眠も一切必要ありません。
けれども、地球のエーテル体から、物理的肉体へ「気」をとり入れるための呼吸は続きます。そして、心臓は液体をポンプでからだに送り続けます。この液体はエーテル体と物理的肉体をつなぐのに欠かせない精妙な「気」のエネルギーを循環させます。また水分をとる必要もあります。水分は関節や腱をなめらかにし、目や皮膚を潤し、心臓が循環させる液体を補給します。さらに水の分子、H2Oの周りを包むエーテルエネルギーは、物理的肉体の電気的なフィールドにエネルギーを満たすために必要なのです。
このDNAレベルでのシフトによって、神経系が背骨の下部に休眠しているクンダリー二エネルギーを取り扱えるようになります。この上昇する垂直の大地のエネルギーで、エーテル体を囲むプラズマフィールドの深遠な力が覚醒します。そして、12日間、完全に目覚めている人々に、無限の 物理的なパワーを与えるのです。このプラズマフィールドはしばしば、ライトボディと間違えられることがあります。というのも、プラズマフィールドは知覚できる人にはかすかに光る身体としてとらえられ、物理的肉体をアセンションできるレベルまで振動させるエネルギーフィールドだからです。このプラズマ効果は無期限に続くのです。
*第6日目
今までは生存していくために、地球のエネルギーに頼り、制約のある内臓器官が肉体を動かしていました。ところがシフトのあとは、宇宙に豊かに満ちあふれる精妙なエネルギーが維持するエーテル体へと変化します。6日目はほとんどこの大きな飛躍に適応するために費やされることになります。完全に意識を保っている人々はこの日を境にして、意識とエネルギーが織りなす時空間のリアリティと遊べるようになります。時間、そしてそれが存在しないことこそ、適応するのが最も難しい側面でしょう。「時間」は、何を達成するのにも、もう必要なくなったのです。なぜなら、すべての想念、思考は物質として表現されるからです。どのような課題を成し遂げるにも、外側の資源はいっさい必要ありません。
この新しい状況のもと、あなたはいったいどのレベルまで創造していくのでしょうか?この時点では、次元内においてすべてが可能です。ただ、想像力のみが、それに境界線を引くのです。
*第7日目
この日、完全に目覚めている人たちには、ここですてきなオマケがついてきます。それぞれの魂の平行現実である、過去、現在と未来のすべての転生が融合し、1つの存在へと集約するにつれて、私たちは、以前には想像すらできなかった次元へと入っていきます。物理的肉体とエーテル体が1つのものとして機能しはじめ、創造物すべてへの無限のやさしさを生み出します。どの瞬間にも、ゆったりとした落ち着きに包まれた深い気づきが浸透します。
呼吸をするたびに、あなたは「すでに知られているもの」と「未知なるもの」、「絶対」と「相対」の結合がもたらす神聖なる情熱で満たされてゆきます。あなたの感覚は、直感、透視能力、透聴能力、超感覚の領域まで、ドラマチックに広がります。ピーチゴールドの色彩がすべてを包み込み、オーラと目に見えるすべての物質のエーテル体を覆います。
一つ一つのつぶやきが、光の帯となって渦巻き状に流れ出し、輝くブルーの空気中に黄金のきらめきを与えながら、物質となって記録されていきます。色彩と音とがひとつに混ざり合いながら、地球の歌があなたのハートを満たし、意識は多次元の現実へと飛翔します。このとき、言葉は役に立ちません。どんな言葉も、あなたの意識の複雑性を表現するにはとても足りないことに気づくからです。
完全な想念とシンプルな感情とが1つになります。この「マインド感覚」で、あなたは世界の境界線、幾重にも折り重なっている層を突き抜けることができます。意識の流れが濃縮されたレーザー光線は、定まった照準から生まれたどのような思考も、完全なヴィジョンへと導いてくれます。あなたは肉体、精神と魂が完全に一体化し、集中した存在として自己を表現するのです。
気づかない人々に影響を与えたいと思っている人は、6日目から8日目に行うのが最も適しています。無意識に陥ることを選んだ人々は、自分のプロセスを壊してくれるものに、この間、大変受容的になっているからです。終わりのない夢の世界から助け出してくれるなら、なんでもつかもうとします。目を覚ましたいという欲求と、知ることへの恐怖の狭間で、彼らの疲労は最高潮に達しているのです。
こういう人たちにどのように接していきたいのか、あなた自身の意図を明確にしておくことが非常に大切です。あなたが葛藤から自由であるからといって、あなたからの干渉を葛藤ぬきに受け取ってもらえるとは限らないのです。
他者の深い葛藤は、ハートを大きく開いている人々の「救済者」の部分を引き出します。葛藤している人が、愛する人の場合はなおさらです。7日目移行のエネルギーによって意識の完成をみた人にさえ、初めの4つのレベルの愛は非常に誘惑的です。
この時点で、ほかの人のプロセスを直接、邪魔したくないと思っている人に、新しい現象が明らかになります。それは1人の人の意識の深い変容が過去と未来、双方向に、遺伝的に7世代にわたって影響を及ぼすということです。この場合、しなければならないことは私たち自身が「創造者として表現する愛」に向かって心を開きさえすればいいのです。これを信じるならば、私たちの内に存在する、ゆったりとした安らぎが、周りの人々に力強い影響を与えることになります。愛する人たちも、あなたが得た新しい明晰さをともに分かち合うことができるのです。言い換えれば、あなたが目覚めれば、ほかの人も目覚めるということです。
*第8日目
8日目にはわずかな間ですが、もう1つの大きなシフトが起こります。
意識を自分の外に向けて、だれかを心から助けたいと思っている目覚めた人は、無意識の人々にとっての「光と明晰さ」の中心になります。救済者になりたいという自分自身の欲求を超えて、アバターになるのです。
バランスをもたらしたいというこれらの人たちの無私の気持ちは、もっとも重い病気でさえ癒すことができます。彼らの使命は12日間が終わる前に、できるだけ多くの魂を葛藤から連れ出し、明晰さをもたらすことです。この行為の大切さを完全に理解することは困難です。これから後、「新世界秩序ーニューワールドオーダーNWO」が出現したときに、女性性/男性性の意識のバランスが、この行為によって保たれることになるのです。この初めのバランス無しでは、人々を奴隷にしようとする力で、智恵は荒廃し、死は生を席巻し、パワーへの欲望が美しいやさしさを消し去ってしまうことでしょう。でも安心してください。アカシャには、すでにこの無私の人々の行為は達成されたと記されています。
*第9日目
光の12日間は、魚座と水瓶座の時代を分ける、砂の上にひかれた線なのです。魚座の時代の信念を持ち続けたい人は、2036年まではそうすることができます。すべての人が5日目を過ぎると、5次元的な意識へと変化します。だからこそ「二元性」ち「否定」の概念を、新しい時代に持ち込むこともできるのです。このことを忘れないように、次を読んでください。
最も偉大なデモンストレーションを行う人たちが現れます。それは殉教という行為であり、どのような形で行われるかが明らかになります。この人たちは大いなる真実、つまり抵抗することは相手に逆に力を与え、リアルな存在にしてしまうことを知っているのです。
彼らがとらえられ、投獄されて、のちに死を宣告されるとき、最高次元の世界意識に対する祈りとして、死を選ぶのです。この祈りが犠牲を通して行われる理由は、意識を完全に保ちながら肉体を手放すとき、ワールドスピリットに及ぼす錬金術的な効果を、彼らが熟知しているからです。(略)
この増幅された「ソウルエネルギー」が、ワールドスピリットを目覚めさせます。ワールドスピリットはエネルギーイベントを指導している、例えば神官のような人々のために、または意識的に自分の肉体を手放した殉教者自身のために、働く義務を負っています。結合した彼らの意思が、NWOの言いなりになっている、おとなしい人たちにもたらされた不公平感を早く終わらせることになるでしょう。
*第10日目
最後の3日間、無意識に陥っている人々は、初めの3日間とは逆のことを体験します。
まず、2日目から9日目まで無意識を選んだ人々は、10日目から、徐々に自ら課した眠りから目覚めはじめます。どれだけ多くの時間を無意識状態で過ごしてしまったのかに気づいて、大きな混乱と怒りに襲われます。見たくない夢からなんとか覚めようとしたこと、自分の行いを次から次へと際限なく見せつけられたこと、しかも、それをやめようとしてもできなかったことなど、すべての記憶が生々しく残っています。それから、友人や愛する人が行方不明になっていることに気づきます。すべてに納得のいく説明がつかないことが、巨大なフラストレーションを引き起こします。
段は「敬虔な信者」といわれる妄信的な人々が体験する心の崩壊は、想像を絶するものがあります。この信者たちは自分の指導者に、何が起こったのかをたずねるでしょうが、指導者にもさっぱりわけがわからないのです。それに幻滅した信者のなかには、存在を明らかにしたエイリアンのところへ向かう人もいるでしょう。
無意識だったけれども、12日間の途中で目覚めた人々は何か物事が、現実から一歩ずれてしまったような感覚にしつこく襲われます。12日間が引き起こす感覚への影響、そべてのものからエネルギーが輝きだし、想念はすぐに形をとって現実化すること、そして、自分が思ったよりも偉大な存在なのではないかといった感覚が、自分を取り戻そうとするプロセスを邪魔します。
「早起きの人たち」(10日目、または11日目の初めに目覚めた人)にとって、もし、仲立ちとしてすぐそばに完全に意識を保っている人がいるラッキーな場合、5次元意識へと移行するのは、大変簡単です。
だれかを助けようとやっきになっている人や、昔の魚座の時代のままのコントロール・ゲームをしている人に意識をとらえられてしまった場合には、12日間がはじまる前の、集合意識のなかへ逆戻りしてしまうことでしょう。
12日間の間、完全に意識を保っている人々のほとんどが、生き生きと、最も拡大した形の愛を表現していることでしょう。慈愛と共感の気持ちのあとに来るのは、すべての命に対して感じる、創造主への深い感謝の念だけです。目覚めた人は人類の魂の奥深くに、その非凡さを見ることでしょう。生命に「全体性」をもたらすことのできる彼らの力は、ともにいる人々にすばらしい安らぎを与えます。伝わりやすく広がり続けるその「安らぎ」は彼らが行くところ、常に彼らとともにあるのです。肉体は卵を3つ合わせたような、光輝く、ブルーのエーテルプラズマエネルギーに包まれています。そのブルーはその人が集合意識から離れ、今までの知覚を超えた力をもつ、慈愛に満ちあふれた宇宙意識に覚醒した人であることを表しています。
無意識の人のなかで、10日目の終わりか、11日目の朝早く目覚めることのできた人々のみが、5次元の意識を完全に獲得した人の、エーテルプラズマエネルギーに気づくことができるのです。その後12日目以降は、無意識の人々に影響を与えているエネルギーが、いわゆるエーテル界のヴィジョンを覆い隠すヴェールのようなものをつり出してしまいます。そうなれば、オーラやエーテルプラズマが作り出す層はふたたび、見ることができなくなるのです。このような能力の差は、実は自分で自分に課したものですから、あとから目覚めた人たちにも、5次元の現実を理解することができれば、自分の制限を取り除くことができるはずです。
さきほど述べた、広がりゆく慈愛と共感を実践している覚醒した教師たちもまた、この誤解を糊除くことができるでしょう。
*第11日目
かつてアトランティス時代に「12日間」、意識を明確にもちつつ過ごした人のように、完全に目覚めている人々は、水瓶座のヴィジョンのなかで人類にとって可能なことを現実化しはじめます。アトランティス時代の人がもっていた能力や下司尽かしたヴィジョンは、ギリシャやローマの神々たちの神話として部分的にしか知られていません。残念ながら、神々のようなパワーを持った存在の中の、ほんの数人の情報しか手元に残されていないのです。ほとんどの人が目立たない満ちを選びました。
今回の12日間を完全に覚醒して過ごした人々は、同じ意識レベルをもっていない人々から見れば、(アトランティスの人々が、かつてそうであったように)すべてを知る存在として、まるで神のように見えることでしょう。
しかし、無意識で過ごしている一般の人々にとって、神様のような人は不愉快な存在に違いありません。それは古代ギリシャやローマの人々が、タイタンたちが走り回って、自分たちの知覚している現実を、めちゃくちゃに改変することを快く思わなかったのと同じです。
*第12日目
この日に、集合意識と集合から離れることを決めた人々は、魚座の時代と水瓶座の時代を分けている砂上のラインを超えるのです。魚座の時代を代表するすばらしい存在、マーティン・ルーサー・キング師が使ったゴスペル/ソングの言葉をここに借用したいと思います。
「やっと自由になった、やっと自由になった。全能の主よ、私はついに自由です。」
*「12日間」のあとに起きることー新世界秩序(NWO)との最後の戦い
無意識を選択した人々は12日間が終わり、水瓶座の時代に入っても、かつて慣れ親しんだ魚座の時代と、ほとんど何も変わっていないように感じることでしょう。彼らが望めばいつでも、5次元の意識が手に入るにもかかわらずです。実際、5次元的な能力があるからこそ、魚座の時代の信念体系を新しい時代に投影しつづけることができるのです。意識をフォーカスできるこの高次元の能力がなければ、聖なるシフト(光の12日間)の間に、おそらく恐怖や恥、罪悪感の妄想を生み出す、深い葛藤にさらされてしまっていたはずです。その体験は自我に破壊的な影響を与えるので、その状態から回復するには、さらに高次元の智恵を必要としたことでしょう。
シフトの間、完全に目覚めた人々のなかから、「妄想から完全に自由になることこそが重要なポイントなのだ。はっきりと目覚めていない人々が、集合意識の一体化を遅らせることになってしまう」と言い出す人が現れるでしょう。でも、1人1人が自己覚知、覚醒、光明にいたるまでのそれぞれのプロセスを認め、受け入れることが大切であり、「12日間」が過ぎ去ったあとも完全に目覚めた状態を保つことが、とても重要になります。特に人によって遅れているとか、勝っているという概念が入り込み、判断を下しはじめるときこそ注意が必要です。
12日間、はっきりと目覚めていたからといって、その人が「12日間」の強烈なエネルギーが過ぎ去ったあとも、自動的に自己覚知している状態を保てるという保証はどこにもありません。覚知した人がシフトのあとに、無意識状態に陥ることはめずらしいことですが、起こりえないことではないのです。人を批判し、判断することは、ふたたび無意識状態をつくり出す1つの方法です。
無意識になった人が混乱する最大の原因は、実際に体験したことへの論理的な説明がまったくつかないことでしょう。科学は「失われた12日間」を集団幻覚だと片付けようとします。この銀河宇宙のなかのセントラルサンを中心に、5万6000光年の周期で太陽系自身が公転するとき、私たちの地球がとてつもないエネルギーフィールドを通ったために起きた現象なのだと説明します。
西洋の宗教の指導者たちは、聖書を用いてきちんとした説明をつけられないことに戸惑い、恥じ入るでしょう。彼らはこの現象を悪魔の仕業にすり替えて、そのかわりに地球に来ていたエイリアンに焦点を移します。けれども聖職者が、プレアデスやオリオンの存在を非難することは、実は非常に興味深い行為です。彼らを非難することによって、うっかり太陽系の外からやってきた存在を認めてしまい、創世記による創造の神話を自ら否定してしまうからです。
想像がつくと思いますが、この12日間の現象に関して、ありとあらゆる解釈が生み出されます。しかし、一般の人々は、実は本当のことを知りたくないと思っているので、そのほとんどは何の役にも立ちません。彼らはこの驚異的な混乱が起こる前の状態に、ただ戻ってくれさえすればいいと願います。こうした理由で視覚に起きた現象にしても、明確な解釈や情報が何も得られないことと相まって、この出来事が人々の話題にのぼるのも短い期間、おそらく1ヶ月程度のことでしょう。
そして、ニュースはすぐに別の話題、もっと差し迫った出来事へと移って行きます。突然現れる「新しい世界秩序ーニューワールドオーダー(NWO)」の運動、つまり1つの政府、1つの新しい宗教、そして1つの金融システムを備えた新しい世界(NWO)を目指すめまぐるしい動きに向けての報道です。
実は、12日間、明確な意識を保ち続けた人たち以外、だれも「光の12日間」のミステリーをきちんと説明できないのです。でもこの人たちは、ほとんどが科学者でも宗教の指導者でもないので、彼らの説明は公式には認められません。なかには、妄想など片付けられてしまうケースもあるはずです。しかしながら、失われた12日間の説明を求める人々、特に消えてしまった家族や友人について、激しく理由を知ろうとする人々を、いつまでも待たせることは不可能です。
12日間のエネルギーのイベントが過ぎて日が経つにつれて、人類の意識が新しい「普通の状態」を探りはじめます。非常に重要なことが起こりはじめます。
以前に、意識を保っている人のほとんどが、深い共感の気持ちと、拡大していく愛から行動すると述べましたが、完全に目覚めている人々の間から、あまり気づいていない人々をコントロールしようとする人間が出てくるのです。
覚えていますか?12日間の間、無意識状態を招くたった1つの原因は「葛藤」なのです。これは、ここでもう1度強調する必要があります。というのも、来るべき聖なるシフトを信じている人たちのほとんどが、5次元意識に移行するためには、他人に対する愛と共感がないといけないと信じ込んでいるからなのです。しかし、それは間違いです。
どの時代にも、世界を救おうとする人たちがいます。そして、今回の12日間のイベントのあと、はっきりと意識を保っていた人のなかに、いわゆる「闇の世界」から行動する人が現れるのです。彼らはほかの人々の運命を「すべての人に、よりよい世界をもたらすため」にコントロースしようとします。
忘れないでください。自分自身、あるいは自分のとった行動に対して葛藤がなければ、あなたは意識を保っていることができるのです。目覚めていることと、政治的、宗教的信念や宇宙と自分の関わりをどうとらえているかということとは、その信念自体が、あなたに内なる葛藤を生み出していない限り、いっさい関係がないのです。ここで現れる「目覚めた人々」は、他人の運命をコントロールすることに対して、葛藤がありません。それは彼らが、自分たちを真の救世主だと信じているからです。(略)
シフトの間、無意識に陥っていた人たち(古い魚座の時代のパラダイムにしがみついている人)は、この「新しい世界秩序ーニューワールドオーダー」とそのリーダーを、正解平和と協調を促進してくれる献身的な存在として迎えるでしょう。国際連合と違い、この新しい機関は発展途上の国々を実に効果的に援助していくことになり、人々はあらゆる場面で、自分たちの生活に奇跡をもたらしてくれる機関なのだと考えはじめます。目覚めていない人々にとっては、こういった目に見える日常生活での進歩が、人生の意味を実感させてくれるのです。新しい世界秩序は、物質的な貧困が原因の古い国際紛争を解決することもあります。延々と続いていた対立に、豊かさが終止符を打つことができるのです。NWOグループにはトップの下に何人かのリーダーが選ばれるでしょう。NWOグループに指令を下す5次元存在たちのヒエラルキーです。これが、2036年のユニティの時代に至るまでの、二元性最後の戦いになります。NWOに忠誠を誓う勢力は、ワンワールドー1つの世界というテーマを創りはじめます。1つのスピリチュアルな視点、1つの政府、1つのゴール。それは、1人1人の自由で、創造的な自己表現の終焉です。運動に参加する人々は、どのように考え、何をするのかを教えられます。
2011年から2036年までの25年間は「ゆとりの期間」、つまり適応する期間ということがいえます。この期間は魚座、水瓶座の双方のエネルギーが存在することになり、この両エネルギーのオーバーラップしたときがなければ、ひとつの時代から新しい時代への飛躍は、集合意識にとって荷が重すぎることでしょう。
このことがわかっていてもなお、5次元の意識レベルの中に、二元性がまだ存在することが、とてつもなく奇妙で不思議な気がします。さらに同じく奇妙に思えるのは、アカシックレコードに、自主独立した存在となり、共感の気持ちにあふれる人々の多くが、新世界秩序の組織に協力していくということが記されていることです。残念ながら、人々に押しつけられた1つの世界のテーマは、ユニティが実現しようとするヴィジョンには、はるか遠く及びません。新しい秩序は、すべての個人の自由と自立を奪おうとします。純真な人たちは、完全に新世界秩序のリーダーに依存してしまうのです。
歴史の上で、今までに何度も起きたことが、また行われるのです。それは無実の人々の糾弾です。限りない愛をもって行動する光の存在たちが、一般の人々の満ちを裏切る者、集合意識の望みからはずれている者とされ、忠実なNWOの「信者」たちを惑わさないように排除されることになります。
拡大した愛と共感をもとに行動するおだやかな人々は、自分たちの運命を支配しようとする者たちと戦おうとはしません。何かと戦おうとすることは、特にそれが信念の場合、相手の存在を認め正当化し、パワーを与えることになるのを知っているからです。この受け身に徹した、非協力的な態度によって、彼らは集められるでしょう。それは12日間、無意識状態になっていた人の目には、虐殺が差し迫っているかのように映るはずです。しかし、これが彼らの終わりではなく、逆にパワーを得ることになるのです。なぜなら、彼らの意識のレベルにおいては、殺されたり、投獄されたりということは起こりえないからです。彼らが、かつて十字架にかけられ復活したイエスのように、より大きな目的のための出モンストレーションを選ばない限りは。
彼らは、本質的に「アバター」であり、この次元における「マスター」です。彼らを支配しようとする者たちにとって、いかに邪魔な存在になり得るかが想像できますか?彼らはNWOを深く悩ませることになります。それは、それは、パブテスマのヨハネの終始一貫した声に、ヘロデ王が困惑したのと同じです。ただ、ここでいうNWOのリーダーたちの悩みとは「葛藤」ではないことを理解してください。古い言い回しのように「あなたがだれのために存在しているのでないなら、それはその人に、まったく反対しているのと同じ事である」ということです。この意味から、純粋なアバターが存在していること自体が、自身を救世主だと目する彼らにとっては非常に大きな脅威になるのです。これらアバターたちが周りにいることで、一般の人々のひょっとしたら、自分たちも「自分自身から救われる」必要がないのではないかということに気づきはじめるかもしれません。
興味深いことに、12日間の間に無意識状態であり、その後、NWOの信者になった人たちも、自然に5次元意識へと目覚めていきます。彼らは望んだこととそれが現実化するまでの時間が、どんどん短くなってくることに気がつき、自分たちが本当は「魔法の存在」であることを体験しはじめるからです。光の中心から自己表現をはじめる人たちが増加してくると、最終的に、策略で排除するのには、その数が多くなりすぎます。そして、人の運命を支配しようとする極端な方策に対抗するのに充分な光の存在が現れます。
*12日間を意識を保ち続けて過ごすためのアドバイス
確実に意識を保ち続けたまま光の12日間を過ごすために、個人にできることがあります。まず第1に、最も重要なことは、内的葛藤を積極的に手放すことです。あなたが本質的な自己を生きることを、葛藤が妨げています。そしてこれから、光の12日間までの間に、「3つのしてはいけないこと」、「望ましい7つの態度」について述べています。これを参考に、12日間までの期間を、どうぞ意識的に過ごしてください。
*3つのしてはいけないこと
1.どんな場合でも、決して人に対して怒鳴らないでください。怒りのこもった音は、相手のエーテルプラズマ物質を引き裂こうとし、その人の気を保持する能力を妨げるダメージを引き起こします。どうしても音で怒りを表現する必要があるときは、怒りの言葉より、一般的な定義のない無意味の発声をしてください。
2.どんな理由でも、決して怒りから身体の一部を使って、人を殴ったり暴力をふるったりしないでください。これは簡単そうに見えることですが、最も重要です。肉体が持っている力には、最初の攻撃から数年間相手の肉体を傷つけ続ける可能性がるのです。
3.どんな理由でも、決して人を操作しないでください。またどんな理由でも、人に自分を操作させないでください。心はクリアでないといけません。自分にとって望ましい結果を得るために、嘘をつくこと、または情報を控えることで状況を変えることは、最も魂意識を無駄にする行為です。操作したり、されたりすると、回復するまでは長い年月がかかる可能性があります。後悔と恨みは治りにくいのです。
*7つの望ましい態度
1.新しく訪れる瞬間、瞬間において、自分自身に対してやさしく穏やかに接すること。
2.自分の人生のすべての条件や状況の責任を完全にとること。
3.どのような結果をもたらそうとも、すべてにおいて正直であること。
4.あらゆる適切な方法で他者の助けとなること。
5.あなたが話すすべての言葉、行うすべての行為において、ゆるがず率直であること。
6.他者の能力や貢献を認めること。
7.寛容であり感謝すること。
人類への奉仕に人生を捧げたすべての人々の恵み、そして感謝とともに、私たちすべてが、新しい時代の光の中へと入ることができますように。
*悟りのプロセスの4つの段階
1.自己認識:自分自身を知ることは、自己覚知に向けての最初のステージです。完全に自分の短所や長所を、人格・自我の流動的なダイナミクスとして理解できる能力であり、すべてのセルフジャッジや自己非難から自由です。
次のステージが自己実現です。自己を実現すると、一切のためらいや、社会からの制限にとらわれず、本質的な自己を生き、意思を持って自由に人生を創造していきます。自分以外の人の真の姿を、ジャッジすること無く、ありのままに見て、意識のあらゆるレベルで自由にコミュニケーションをとることができます。
自己覚知とは、すべての内的葛藤から解放された状態で、本質的な存在として自分自身を一切裁くことなく認識すること。他者の目を気にすることなく、自分自身を心から表現しようとすることです。ただ、まだ人類を支配している集合的な「思考エネルギーの場」の制限を受けています。またこの状態からもとに戻ってしまうこともあります。
2.覚醒とは本質的な自己に関するすべての幻想から自由になった状態です。人間という形体の中にいながら、完全に目覚め、恵みと調和に満ちた魂意識から、瞬間、瞬間を生きていくことです。
覚醒すると感覚を通して入ってくる情報は無限です。そして、世界の真の姿を、エネルギーと意識をも含めて、ありのままに見ることができます。人類を支配している集合的な思考フィールドの制限を、もう受けることはありません。
あなたは、本質的な自己を通して創造するのです。あなただけのユニークな才能が生み出す思考を、地球のエーテルのエネルギーを使って現実化していきます。時間と空間は流動的になり、あなたは自分のすべての転生を知ることができます。
3.光明(イルミネーション)とは、生命のすべてが明らかになり、あらゆる現実のレベルにおいて、意識的に生きることができる状態です。すべての生命の源とあなたは完全に1つであり、自分と他者との違いを、一切認識することはできません。あなたはこの次元にジョイを輝かせ、他の人々の資源(ソース)となります。あなたが出会うすべての人が、それぞれの旅の完成に向けて大いなる自己を取り戻すことができるように手助けをします。
4.解放は、魂意識と肉体感覚意識が完全に融合して一体化した状態です。そして魂意識は、宿っていた肉体が純粋なエネルギーに還るように、アセンションという最終の表現を与えます。あなたは、もうこの次元を「誕生と死」という形では体験しません。アセンションした肉体は、魂になります。あなたの魂のエーテル体には、アセンションした肉体のエネルギーが刻印され、思いのままの肉体を出現させることができるようになります。あなたは、境界線も、制限もない存在となるのです。