対策&快復レポート
自然療法・自己治癒
連休がチャンス!最速アレルギー治療法「絶食」
「マンデル博士のアレルギー治療法」 第 8 章 絶食
more→PDF マンデル博士のアレルギー治療法より「絶食」 (0.27MB)
食べるのをやめて絶食すること。
こういうと手厳しく聞こえるかもしれないが、湧水だけの絶食が、
身体から残留食物 ( と食物と水に含まれる残留化学物質 ) すべてを
同時に、もっとも速やかに追い出す方法なのである。
そして信じようと信じまいと、絶食は難しいものではない。
一日の決まった時刻に ( あるいは人によっては一日中 ) 食べるのがいつものことであるから、
最初はたぶん中ぐらいには空腹を感じるだろう。
しかしたいていの場合 1 日か 2 日すると頼りにしていた食物を摂取しないことに適応して、
生きていくのに必要なものを自分の蓄えに頼るように切り替えていくものである。
慢性依存症型の食物アレルギーの人の場合は、絶食後 2 ~ 3 日目に症状が強くなる。
これは依存的になっている食物の禁断効果が出はじめるからである。
私は何も、永久に食べるのをやめるようにいっているのではない。
身体中を清めるのに普通は約 5 日間かかるのである。
( 私自身も5日間の絶食をした。その間に5 ~ 6 ポンド体重が減り、空腹も衰弱も感じることなく、毎日運動することができた )
いったん清めの過程がはじまると、身体内で驚くような変化が起こりはじめるのである。
絶食は飢餓ではない。食べるのをやめると、身体は自身の蓄積食物に切り換えるのである。
ハーバード医科大学のジョージ・ F・カーヒル (George F.Cahill) 博士は、
身体がそのときの食物の供給に頼れなくなると、自動的に「切り換えられる」蛋白節約機構を証明した。
絶食の 1 日目か 2 日目までは、身体が非常に急速に蛋白を失うが、それから以降は蛋白節約スイッチが入れられる。
健康人では身体内の蓄えが消費されて、飢餓がはじまるまでには長時間かかる。
自身に備わっている予備のシステムを使って、不可欠の生命維持要素に手をつける前に、
過剰に蓄積されているものと生命に必須でないものを利用するのである。
何ヶ月もジュースだけの絶食をして、文字通り自身の蓄えに頼って生き、まったく健康上の問題を起こさなかった人々
( とくに肥満者はよく知られている ) を私は知っている。
私は湧水 だけでの 5 ~ 21 日間の絶食を観察したことがある。
まったく単純なことではあるが、水さえあれば、頼るべき蓄えが少ししかなくても、生き残るためだけなら食物は要らない。
そして「絶食している」人達の蓄えの最低線は、人々が考えているよりもずっと低いところにある。
絶食は身体を清めるだけでなく、食習慣を見直す魅力的な機会となるーあなたが習慣的にあるいは依存症患者のように食べる量と、
身体が必要とする熱量、 食物の量、ビタミン、ミネラルを満たすのにじゅうぶんな食物の量との違いを理解するために。
副腎の外側部 ( 皮質 ) はストレスに反応して、 ホルモンを分泌する。ストレスの程度は分泌されたホルモンの量を測定して決められる。
絶食しても、副腎皮質の活動が高まることはまったくなく、絶食で全消化管は正常な持続的活動から解放されて休むことになり、
いつも存在している莫大な数の細菌が、ほとんどいなくなる。
中枢神経系を含む全身が、絶食によって驚くほどアレルギー反応を起こさなくなる。
絶食中に、ほとんどの人が非常に体調が良くなると感じるが、それは本当に驚くほどである。
ひとつずつあるいは全部いっしょに、患者の慢性症状が増悪し、そのあと4 日目か 5 日目の終わりまでに症状は弱くなり、
ついに患者にとっては生まれてはじめて、症状が非常に良くなるか完全になくなってしまうことになる。
絶食のしかた
【湧水を飲み続けること】
注意の第 1 は、食物のことを考えるときはいつも、湧水入りのびんに手が届くようにしておくことである。
人によっては 1 日目には 1ガロン以上の水を飲むことがあるが、その後はそんなに飲まないのが普通である。
身体から食物や化学残留物を洗い流したいなら、湧水を大量に飲む必要があるということを、心に留めておくこと。
手元にびん入りの湧水をじゅうぶ んに置いておくことである。
【気楽にすること】
【暖かくしておくこと】
【極端な温度は避けること】
【薬は薬箱に戻しておくこと】
【禁煙すること】
【湧水以外は 1 片の食物も、1口の飲み物も口にしてはならない】
【練り歯磨きやうがい薬を使用しないこと】
【ビタミンやミネラルを服用補給しないこと】
【筆跡の見本をとっておくこと】
【視力をチェックすること】
警告) もしも依存型の食物アレルギーであれば、このテストの期間にいつもの疾患の症状が悪化する禁断症状のために、非常に気分が悪くなることが多い。
大多数の例では、禁断症状期の後で、原因食物(物質)に対する過敏性が高まってくることを覚えておくこと。
いまは完全にあるいは部分的に見えなくなっている疾患でも、非常に激しい急性憎悪を起こすことがある。
身体と精神の病気で入院を必要としていたことがある人は、専門家の監視なしに、このテスト食を実行してはならない。
もしも、重症喘息、てんかん、糖尿病、あるいは重症うつ病であるなら、禁断症状期に伴ってくる症状の激しい憎悪や、5日間のテスト食の個々のもので惹起されることがある、増強された激しい反応を経験するという危険をおかすべきではない。