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(追悼)梅原猛先生の本を読み倒して心身を引き締めます!

一度でいいから会いたい、話を聞きたいと願っていた梅原先生が、昨日、天に召されました。

哲学者の梅原猛さんが死去 93歳 文化勲章受章 - 毎日新聞のコピー.jpg (毎日新聞2019.1.14)

 

 

残念ですが、愛読書でもある梅原先生の著書「「森の思想」が人類を救う〜二十一世紀における日本文明の役割」の中に、こう残されています。

 

「われわれは死ぬと肉体から魂が離れる。そして魂はあの世ーたぶん山の上か空の上でしょうねーへいって、しばらくあの世にとどまって、一足先にあの世にきているご先祖さんと一緒に過ごします。

よく聞いてくださいよ、私ももうすぐあの世へいかんならん(笑)、あの世には一足先にいった私のお父さんやお母さんがいる、会いたいですね。そのほかにも会いたい人がいっぱいいます。あの世というのは悪いところではない。そこにしばらくいる。そしてお盆やお彼岸に、この世にちょっと帰ってくる。だいたいそれは三日間くらいです。あまりながい間、滞在すると迷惑がかかりますから、三日であの世に帰るのが礼儀です(笑)。そして、いつの日か、今度は子孫になって生まれ変わってくるのです。

それが日本人の信仰です。

 

 だから、老年期というのは、つぎに生き返ってくるための準備期間なのです。ですからわれわれは良く年をとらなければならない。このときに心が曲がっていると、なかなか生まれ変わってこれません(笑)。また子供や孫をいじめると、孫の孫で生まれ変わってきたときに、母親にいじめられます。そういうことなのです。


地球の資源を使い果たして、木をどんどん伐ってしまって、ひどい状態にして死んだら、今度、生まれ変わってきたときには、もう地球は住めない状態になっているでしょう。そういうことは絶対にさけなければいけない。そういうふうにすべてのものごとは循環しているのです。


こういう考え方を芭蕉は「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり」と表現したわけです。芭蕉は日本人の世界観をよく知っていた。月日も星も宇宙も旅人だ。そしてみんな永遠の精神を伝えていくのだという考え方です。太陽もそうです。太陽も一度、死ぬのですね。そして朝になると生き返る。だから、太陽は神であり、われわれは朝日を拝むのです。これは旧石器時代いらいの人類の世界観でもあった。ところが、いまはどうか。世界は急激に自然環境を人間の手によって破壊している(略)

 

 人間が生きていくということはどういうことなのか、それは植物も動物もみな同じ命であって、すべてのものはあの世とこの世を循環しつつ、永遠に共生しているのだということを認識しなければならないと思います。

そういう思想が人類に浸透したときに、人類は生き残る可能性が出てくるのだと思います。

そうでなければ、私は人類の将来はそんなにながくないと思う。

巨木の問題は文明の根底にかんする問題であり、そして巨木を中心とする街づくりは、二十一世紀を正視する街づくりでなければならないと私は思います。」

(1990年10月・佐賀県武雄市で開催された 巨木の里シンポジウム における基調講演より)




未熟だった私の意識が大幅にアップデートできたのは梅原先生のお陰といっても過言ではありません。

心から感謝し、必ず、あの世でお会いしてお礼を伝え、弟子入りさせていただいて、さらに磨きのかかった「梅原日本学」をしっかりと学びたいと思います。

それまで、先生のお言葉を胸に刻んで、森の文明と循環の思想への道を辿っていきます。


ありがとうございました。合掌




手元にあるのは僅かですが、私の大切な宝物を読み返しています。

どれも心に残る、斬新かつ真実を探りだす素晴らしい内容です。


「森の思想」が人類を救うー二十一世紀における日本文明の役割(小学館・1991年)


「森の文明・循環の思想 人類を救う道を探る」(豊国印刷・1993年)


「シンポジウム 東北文化と日本ーもう一つの日本」
(小学館・1984年)
 東北文化の歴史的性格、縄文文化と東北日本、アイヌ文化とエゾ文化、日本文化の中の東北文化、東北元始のこころと日本、近世思想上の東北、東北の可能性


「宮沢賢治 童話の世界 ー 賢治の宇宙」
(佼成出版社・1985年)


「日本の深層 縄文・蝦夷文化を探る」
(集英社・1994年)


「梅原日本学講義ー君は弥生人か縄文人か」
(集英社・1994年)


「縄文の神秘」
(学研文庫・2013年)


「將たる所以ーリーダーたる男の条件」
(光文社・1994年)


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